タンブラーとはどういう意味？特徴や水筒との違いを解説

タンブラーの意味・由来

タンブラー（tumbler）とは飲み物がこぼれにくい容器を意味する言葉で、正式名称はタンブラーグラスといいます。
ハイボール・グラスとも呼ばれていて、飲食店ではロングカクテルやソフトドリンクを入れるグラスのことを指す場合も。
名前は、倒れる・転がるという意味の「tumble」に由来しています。
動物の角で作られたもが始まりで、底が丸く倒れやすいものだったため、この名前がつけられました。

タンブラーの特徴

飲み口が広くて筒のような形をしているのが、タンブラーの特徴です。
広口なので、ウイスキーやラテのような香り高いドリンクを嗅覚からも味わって飲むことが出来ます。

日本ではチェーン系列のカフェが販売するオリジナルタンブラーが流行ったことにより、保冷・保温機能に優れた容器や、フタができる容器のことをタンブラーと呼ぶのが定着しました。

水筒とタンブラーの違い

最近はタンブラーを外出先へ持ち出す人が増えましたが、同じくマイボトルとして活用するものに、水筒があります。
水筒は持ち運びに特化した飲み物の容器なので、フタの密閉性がタンブラーより高いのが特徴です。
また水筒は保冷温機能に優れたステンレス製のものが多いですが、タンブラーはステンレス以外の素材でも幅広く作られています。

グラスとタンブラーの違い

グラスはガラス製のコップの総称で、タンブラー形状はガラス製のコップの一種です。
グラスはガラスで出来ており、冷たいドリンクを入れることが多いもの。
タンブラーは様々な素材で作られ、冷たいドリンクにも温かいドリンクにも使用します。

マグカップとの違い

マグカップもノベルティ制作の定番アイテムで、タンブラーにはない持ち手が付いています。
またマグカップは持ち歩きには向いておらず、フタが付いていたとしてもタンブラーのように飲み物を入れて持ち運ぶのが困難です。

保冷温機能に優れている

タンブラーの多くが保冷温機能に優れた真空二重構造のステンレス素材で作られていて、飲み物の適温を保ち、温度変化を防ぎます。
保冷温効果が続くため、ホットコーヒーやキリッと冷やしたビールを注ぐのに便利です。

屋内外問わず使える

タンブラーはシーンを問わず、あらゆる場所で活躍します。
家でじっくり晩酌を楽しみたいときに保冷効果の高いタンブラーがあれば、帰宅してからの楽しみが増えることでしょう。
携帯性に特化したスクリュータイプやフタ付きタイプは、マイボトルにぴったりです。

持参すれば割引特典がある

一部のカフェでは、マイタンブラーを持参すると、資源の節約に貢献したとしてドリンクの割引サービスを受けられます。
割引価格は、店舗にもよりますがだいたい20円～30円ほど。
使用することでSDGsに取り組みながら節約にもなるとは、一石二鳥ですね！

自宅

フタが付いていないタンブラーは、グラスのように好きな飲み物を注いで自宅で活用できます。
在宅ワークの日、リビングでゆっくり過ごしたい休日など、気分に合わせてドリンクを飲みたいときにぴったりです。

オフィス

デスクワークのお供にタンブラーがあると、仕事中の水分補給に便利。
フタ付きのものは中身がこぼれにくく、PCの近くに置いても安心です。
家から飲み物を入れて持参したり、空っぽのものをテイクアウト用に常備したりすることで、仕事中のささやかな楽しみが生まれます。

カフェ

ドリンクをテイクアウトするときには勿論のこと、店内でまったり休憩したい時にも、使い慣れたお気に入りのタンブラーがあると一層リラックスできます。
カフェがオリジナル製作している物販用のタンブラーは人気があり、季節ごと、地域ごとのデザインを収集するコレクターもいるほどです。

アウトドア

キャンプ中にご飯を食べるとき、保冷・保温に優れたタンブラーが飲み物の温度を美味しく保ちます。
気温の変化が著しい屋外でのチルタイムを快適にするタンブラーは、キャンパーのマストアイテム。
使い捨てのコップを使用するよりもゴミの量が少なく、片付けも手軽になります。